Abstract

健康まちづくりを検討するため,国民の健康を考えた厚生労働省の「健康日本 21」によれば,「平均寿 命・健康寿命の延伸」「平均寿命の増加分を上回る健康寿命の増加(不健康な期間の減少)」が目標(2 条件)とされる.また健康寿命延伸には,歩行量の増加が必要とされ,関連する健康政策の推進が提案さ れている.本研究では,このような背景を踏まえて,関連研究で提案された平均寿命・健康寿命の推計モデルを改良する.ここでは,変数選択型の回帰分析とニューラルネットワークを用いて推計モデルを作成する.特に大阪府市町村の観測データに基づいて定量的モデルを構築する.最終的に,都市の交通行動変化による健康寿命延伸効果から,平均寿命・健康寿命に関する 2 条件を満足する健康政策を導入した場合のインパクトを検証できる.

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