Abstract

海氷を伴う津波荷重の基本構造は,①氷群による衝突,②アイスジャム形成によってせき止められた水塊による大きな静水圧荷重,③水位低下に伴い,浮力減少とともに発現する堆積(パイルアップ)した氷群の主働圧,からなること,水が引いたとしても,パイルアップによる主働圧が持続することに注意が必要であることを提言した.またその主働圧は土圧理論のアナロジーから簡易的に推定できる事を示した.さらに,簡易な水理モデルにより,海氷等多量の漂流物を伴う場合も含め,入射遡上水深や建築物群の開口率が分かれば,およその水深変化や,建築物に作用する津波荷重の簡易推定が可能であることを確認した.よって,本研究成果は,特に避難施設や危険物等の重要構造物の配置計画及び設計法の高度化に貢献する.

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