Abstract

以上〓述した所を要約すれば,カタングリ油田で油層壓の主因となつてゐるものは端水であつて,油層壓は端水に近づく程大きくなつてゐる。即ち湛油柱は油層深度を増す程増加する。然し標準湛油面は殆んど平な面であるが,油層の構造とは一見關係のない緩い傾斜面をなしてゐる。然し實際掘鑿せられた坑井に於ては相互に干渉を受けて湛油が標準に達しない場合が多い。産油量は大體湛油柱と共に増加するが,産油量の増加の割合は湛油柱の夫よりも急である。最後にカタングリの如き油田では,周邊部より中心へと開發し行く方が實際の産油量を増加する點から見ても,油層壓の利用の點から見ても共に有効な方法である。

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