Abstract
製品ビン詰ビールを中性下および酸性下で酢酸エチルにて抽出し, さらに食塩飽和下でアセトン抽出を行ない, 各抽出区についてFolin-Denis試薬による発色を比色した。これらの比色値をフェノール成分の対応値と考え, 各種のビールについて比較した。同一工場でのロット別ビールの各フェノール区分は製造時日の近いものでは変動が小さく, 同一会社の工場別ビールではアセトン区分の変動がより大きいものが認められた。各国ビールについて比較す原ると, 国産品はアセトン区分以外は類似の値を示し, 外国産のものは酸性区分以外は変動の大きなものが認められ, フェノール量からもビールのタイプの異同を示唆できる竜のと考えられる。さらに各フェノール区分についてシリカカラムクロマトグラフィーを行ない, ビールの銘柄別に比較した結果, 特にアセトン抽出区分のクロマトグラムのパターンに2, 3のタイプのあることが認められた。
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