Abstract

経済の高度な活動が生み出す膨大な量の廃棄物は, 限られた地球の資源の枯渇を招くだけでなく, 環境にも大きな影響を与えている。省資源は現代の大きな課題であり, このためには, これまで廃棄されていたものを見直し, 有用物として再利用を図ることが必要である。特に, 建設に伴って排出される建設廃棄物については, まだ再利用率が低く不法な投棄の原因となっている。この報告は住宅・都市整備公団が既存賃貸住宅の建替えにおいて発生する大量のコンクリート廃材の減量化, 再利用を効率的に促進するために平成4年度から実施している現地再生, 再利用を図るクローズドな「団地内リサイクル」の研究および実施状況について述べたものである。

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