Abstract

舗装道路 (アスファルトおよびコンクリート) の建設と維持修繕に伴う環境負荷とコストについて, 様々な維持修繕モデルケース別に, 設計解析期間30年間にわたる LCI (Life Cycle Inventory) を初期建設段階と維持修繕段階に分けて集計し、環境負荷・コスト両面からみた道路舗装のライフサイクル評価を試みた. 建設・維持修繕いずれの段階においても, 再生材料の活用により環境負荷を最大40%程度削減できることがわかった. アスファルト舗装については, 維持修繕段階の占める割合が環境負荷・コストともに全体の40~50%となった. また, 打換え工事の少ない軽微な補修を繰り返す維持修繕モデルケースがすべての環境負荷項目・コストについて有利であった.

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