Abstract

筆者らは水溶液中における分子識別の操作を解明するため、シクロデキストリン(CD)によるアルコールの包接現象を微少熱量データを用いて測定してきた.今回はゲスト分子であるアルコール分子の様々な分子表面積を評価し、包接に伴う分子間相互作用と分子識別の相関について検討した.CDの空洞内壁はゲスト分子である一価アルコールの疎水性部分の表面積を明確に認識していることが確認された.

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