Abstract

本研究の第一の目的は,Y社の2019年検定済小学校理科教科書に記載されている観察・実験等の「問い」を対象に,吉田(2012)に基づく分類を試みるとともに,吉田(2012)が分析を行った2010年検定済小学校理科教科書及び山田ら(2022)が分析を行った2020年検定済中学校理科教科書との比較による「問い」の特徴を明らかにすることであった。また,第二の目的は,山田ら(2021b)の3観点(「定性的・定量的」,「仮説設定の有無」,「変数制御の有無」)と「問い」との関連について検討することで,その特徴を明らかにすることであった。その結果,以下の3点が示唆された。

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