Abstract
われわれは28献腎該当例の家族にドナーカード所持確認とオプション提示を行った.その結果カード所持2例を含む19例で承諾が得られた.19例の承諾は,6例では本人の積極的意思に基づき,残る13例では家族の積極的意思に基づいた.他方提供拒否9例では家族が臓器提供に基本的に反対であった.2006年では国民の8%がカードを所持して41.6%が臓器提供に理解を示している.しかし脳神経外科医師によるカード所持確認やオプション提示は稀で,提供のほとんどは家族の自発的カード提出に依存する.そこで提供可能な腎臓が年間1万個以上破棄されている.臓器移植医療への脳神経外科医師の貢献が期待される.
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