Abstract

配筋の過密化や部材形状の複雑化に対して,ジャンカなどの初期欠陥を生じることなくコンクリートを密実に充てんすることを目的に中・高流動コンクリートを開発した。本コンクリートは現場で荷卸し試験後にJIS製品であるレディーミクストコンクリートを流動化するものである。このため一般的な高流動コンクリートと比べると,大臣認定が不要となり認定取得の手間や時間を削減し,コストの軽減が可能となる。ここでは,中・高流動コンクリートの適用事例として広島合同庁舎1号館の「居ながら」免震レトロフィット工事を紹介するとともに,大臣認定に代わる第三者評価として取得した建築技術性能証明の内容を述べる。

Full Text
Paper version not known

Talk to us

Join us for a 30 min session where you can share your feedback and ask us any queries you have

Schedule a call