Abstract

熱効率の高いCO2回収型火力発電システムとしてOxy-fuel IGCCの開発が進められている。Oxy-fuel IGCCに適用されるO2/CO2吹きガス化プロセスの検証のため,石炭処理量が日量50 ton(50 t/d)規模のO2/CO2吹きガス化試験を初めて行った。スラグ流下特性は良好で,ガス化炉を安定して運転できることを確認した。主要生成ガス成分の計測の結果,50 t/d炉の特性は従来の予測手法で検討可能であることが確認された。O2/CO2吹きガス化で生成ガス中のハイドロカーボン計測を行い,運転条件の調整でハイドロカーボン量が調整可能であることが示唆された。さらにガス化試験にて確認した予測手法を適用して商用規模Oxy-fuel IGCCシステムへの適用性を検討した。

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