Abstract

東日本大震災・東京電力福島第一原子力発電所事故から6年を迎える.福島県浜通りの住民を中心に15万人を超える広域避難を余儀なく迫り,現在も8万人を超える避難者が故郷から遠く離れた土地での生活を営んでいる.災害の急性期は遠のき,暮らしは穏やかに映るが,避難指示や賠償金問題の多様さから状況は個別化し複雑になっている.長期化する避難生活で,被災高齢者にもたらされている身体的・精神的な影響について報告する.

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