Abstract

イタドリは河川堤防や道路法面等に群生する強害草である。一方,イタドリは農業資材の原料としての利用価値もある。そこで,イタドリの成長抑制と,成長維持の両面から,効果的な刈取りの時期や刈取り高の影響を検討した。その結果,8月に地際刈りをした場合に,イタドリの地上部および地下部の成長が抑制された上,種子生産も認められなかった。このことから,イタドリ群落を抑制させる場合,8月の地際刈りが効果的であると結論した。一方,高刈りをした場合,6月,7月,8月のいずれの刈取り時期においても,地下茎の成長抑制は小さかった。特に,6月高刈り区は,地上部の成長も大きく,群落維持の点で効果的であると結論した。

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