Abstract

北海道のイネ11品種を倉敷市(出穂後20日間の平均気温29.0℃)と岩見沢市(同24.7℃)の圃場、および平均28℃と18℃のファイトトロンで栽培し、白米のアミロース含有率、ならびにその温度反応の品種変異を調べた。アミロース含有率の品種間差異は0.1%水準で有意であった。アミロース含有率は登熟温度によって変化し、その温度反応を環境平均値に対する回帰によって評価すると、回帰係数は0.69から1.48の変異を示した。アミロース含有率の高低と共に、その温度反応についても選抜が可能とみられる。

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