Abstract

運動耐容能は,健常者および慢性疾患患者において有用な予後予測指標の1つである.一般に,運動耐容能の評価として心肺運動負荷試験(CPX)が広く用いられている.しかし,高齢者の増加などによってCPXの実施が困難な場面が多いのも現状である.CPXから得\られる最高酸素摂取量(peak VO2)は運動耐容能の客観的指標として知られているが,peak VO2と関連する身体機能指標は日常臨床で簡便に測定できる.本稿では,リハビリテーション治療の評価や効果判定に役立ち,さらに運動耐容能のスクリーニングとして簡便に測定できる身体機能指標について,フィールドテストとサルコペニア評価を中心に解説する.

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