Abstract

ピーク形がガンマ分布型(n=3, 10, 100)-いわゆるポアソン分布型-あるいは正規分布型曲線に従っていると仮定して,ベースラインが傾斜した場合のピーク頂点の移動と見掛けのピーク高さの減少につき数値モデルから推定し,以下のことが判明した.1)頂点の移動距離及び高さの減少率はベースラインの傾きとともに増加する.2)頂点は,ピークの二つの変曲点でしきられた範囲(ピーク幅の50%)を越えて移動することはない.3)ピーク高さの減少率はn= 3のガンマ分布型において最も大きく,49%に達する.4)ピークの立ち上がり点と頂点に対応するベースラインの縦座標値の差が,見掛けのピーク高さの1/5以下であるならば,ピーク高さの減少率は1%以内である.

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