Abstract

イムノクロマト法を用いたテトロドトキシン(TTX)検査キットの有効性について検討した。マトリックス非存在下では,0.0125-0.2マウス単位 (MU)/mLの濃度範囲で,テストプレートに形成されるCラインとTラインの強度比(T/C)とTTX濃度の対数の間に強い負の相関が認められ,終濃度約0.06 MU/mLを検出限界として目視によりTTXの有無を判定することができた。一方,マトリックスが存在する場合,その影響を前処理で低減しても偽陽性が出やすかったが,偽陰性は全く認められなかった。

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