Abstract

市区町村等が実施する一般廃棄物収集運搬業務においては,担い手不足の対策,および 「2050 年カーボンニュートラル」 の実現を目指すための作業の効率化,脱炭素が求められることから,IoT • AI,センシング技術等の活用が揚げられている。デジタルタコグラフ等の ICT を活用して,都市的地域,農村的地域およびこれらの中間的地域にて調査対象とした自治体で一般廃棄物収集運搬業務の実態を把握するために,収集運搬作業の走行データを収集した。収集した走行データを使用して,作業の効率化および二酸化炭素排出量削減の手法を検討し,作業時間および二酸化炭素排出量の削減を見込める新たなルートを選定した。現行の収集運搬ルートと新たなルートを実際に走行することで,効率化・脱炭素の効果があることを検証した。検証結果を踏まえ,多種多様な地域の特性に対応したモデルを構築し,汎用的な効率化・脱炭素の手法を提案した。

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