Abstract

本研究は,京都学園大学太秦キャンパスに導入された雨庭の効果を定量的に評価し日本における導入可能性を示すため,降雨量・流出量・地下水位の実測を行った。その結果,降雨強度が 30 mm/hを超える降雨に対しては急激な流出水位勾配の変化が見られたことから,この値が雨庭の浸透能の上限値であることが示唆された。また降雨流出特性の評価指標として,降雨流出の発生した 5つの降雨イベントの流出率を計算したところ,その最大値は 29.6 %であった。

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