Abstract

HAZ局所領域のクリープ特性評価技術の開発を目的として、TEMディスクサイズ試験片を用いたSPクリープ試験の検討を行っている。本研究では、P91鋼の母材部を対象にして、有限要素法によるSP試験片の応力解析を実施し、得られた結果と実際の実験結果を比較した。SPクリープ曲線、最小クリープ速度および試験片断面形状を比較したところ、摩擦係数が0.2のとき両結果が比較的よく一致した。また、ネッキング部での定常平均相当応力σ_SとSPクリープ試験の負荷荷重(P)の間にP=0.45σ_Sの関係があり、SPクリープ破断試験結果をσ_Sで整理すると単軸クリープ破断試験結果とよく一致した。

Full Text
Paper version not known

Talk to us

Join us for a 30 min session where you can share your feedback and ask us any queries you have

Schedule a call