Abstract

本論文はグラウチングに対する二つの解析手法, モンテカルロシミュレーションを利用したフラクチャーネットワーク解析 (MSFN) とリアルタイムインバージョン解析 (RTIA) の妥当性を検証する. MSFNは所定の仕様のグラウチングによる改良効果を予測するもので, コンソリデーションとカーテングラウチングのシミュレーションの結果, 1) 注入圧-注入量関係, 2) ルジオン値の低下, 3) グラウト剤の流出, に関して実測データとある程度の一致をみた. RITAは計測された注入圧-注入量関係をもとにグラウト孔近くの水みちとグラウト剤到達距離を逆解析するもので, コンソリデーショングラウチングに対するシミュレーションを行った.

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