Abstract

〔目的〕異なる身体部位に取り付けた加速度計により測定した静的立位姿勢動揺の妥当性を検討すること.〔対象と方法〕対象は健常成人男性21名とした.条件は開眼と閉眼,硬い支持面と柔らかい支持面を組み合わせた4条件とした.頭部,第4胸椎,第5腰椎の加速度のRoot mean square(RMS)と,床反力計による足圧中心(COP)を測定した.指標ごとに各条件間の差を解析した.〔結果〕身体各部位の加速度は柔らかい支持面条件ではCOPと同様に条件間で差を示した.〔結語〕身体各部位の加速度RMSは,柔らかい支持面条件では条件間でCOP軌跡長と同様の差を示し,従来のCOP軌跡長測定に代わる評価指標として有用であることが示唆された.

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