Abstract

近年気候変動によって森林火災が大規模化している。主に航空写真やドローンによる空撮を用いて森林火災のモニタリングが行われているが,下層植生の緑被率を正確に測定されることはなかった。本研究ではドローンによる高木とポールカメラによる下層植生の緑被率を別々に測定し,データ取得方法による違いを明らかにした。火災による被害が大きく高木が少ない場所は高木と下層植生の緑被率に差はなかった。火災による被害が小さく高木が多い場所は高木と下層植生の緑被率が異なった。このことから高木が多い場所ではポールカメラを用いた下層植生のモニタリングが重要であると考えられる。

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