Abstract
本研究では, まず, OWAオペレータを用いた多目的ファジィスケジューリング問題の拡張を提案する.総満足度最大化問題と最小満足度最大化問題が既に提案されているが, これら二つの問題の間に位置する多目的ファジィスケジューリング問題をOWAオペレータを用いて定式化する.我々の多目的スケジューリング問題の特徴は, 各ジョブがそれぞれの目的にしたがってスケジューリングされることである.各ジョブの目的は, 対応するジョブの加工終了時間に対する意思決定者の満足度を表すメンバーシップ関数により定義される.次に, 各ジョブの重要度を考慮したスケジューリング問題の定式化を行う.従来の定式化では, スケジューリングの対象となる全てのジョブは, 同じ重要度で取り扱われていた.しかし, 現実には, ジョブによって重要度が異なることが生じる.すなわち, あるジョブは他のジョブより重要であるような状況が考えられる.そこで, ジョブの重要度を考慮するため, 目標満足度を導入した定式化と重要度ごとに異なる報酬を導入した定式化を提案する.最後に, 数値実験により, 各ジョブの目的を考慮した妥当なスケジュールが得られることを示す.
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