Abstract

通常の照明下においては,光は皮膚内部に透過し,皮膚表面下で散乱される。皮膚における表面下散乱は,素肌らしさや透明感をもたらす重要な光学的性質であるが,一般にファンデーションを塗布すれば,表面下散乱は減少し,肌らしい質感が失われていく。われわれは,皮膚における表面下散乱が波長によって異なることに注目し,皮膚における表面下散乱の減少を抑制する二種類のファンデーションを開発した。本稿では,その背景およびそのための色材設計について解説する。

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