Abstract

和周波発生(SFG)分光法は,今日では表面界面選択的な振動分光法として広く知られるようになってきた。液体表面および界面での様々な物性は,表面や界面での分子の振る舞いが深く関わっており,その挙動をその場計測することが重要となってきており,SFG分光法の活用範囲も広がってきている。本稿では,SFG分光による表面界面の解析事例として,(1)天然界面活性剤水溶液の表面配向の解析,(2)ビール表面の分子配向と泡の安定性,(3)撥水性を示すアルキルシランにおける分子配向と撥液性能との関係について述べる。

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