Abstract

本稿は, LNG 地下式貯槽の底版コンクリートを階段状層打施工した記録を示すものである。LNG地下式貯槽の底版コンクリートは2万m3を超えるマスコンクリートであり, 従来は底版を平面的に分割し水平に層状打設する施工法が一般的であったが, 本稿で紹介する貯槽では, コールドジョイントの発生および打設効率等を改善する目的で, 新たに開発したコンクリート打設用移動台車を用いた階段状層打工法を採用した。本稿では, この階段状層打工法を採用するに至った経緯, および階段状層打工法で施工した地下式貯槽底版のコンクリート打設の記録を示す。

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