Abstract

【背景と課題】大宮医師会ではさいたま市の対策型乳がん検診として36施設(うちMG 撮影13施設),読影医19名で実施している。読影医の所属や経歴はさまざまで,半数は専門外で高齢化も予測される。我々は精度管理のために画像カンファレンスの定期的開催とデータベース整備が重要だと考えインターネットツールを利用している。【インターネットツール】関係者間の連絡にはMessenger,資料の参照編集のためにDropbox 共有フォルダ,動画保存のためにYouTube,会議のためZOOM を利用している。またパワーポイントではビデオブックも作成可能である。【画像カンファレンス】ZOOM ミーティングで開催し,パワーポントの拡大機能やZOOM の注釈機能,投票機能等を利用しポイントを絞った検討が可能となった。【画像データベース】クラウド型ビジネスツールScrapbox を利用し,ネットワーク型データベースを作成した,超音波動画も掲載が容易である。 現在,症例ベースのOBIF(Omiya Medical Association Breast Imaging Forum)と,MG 更新試験を意識したMGDB(MG Data base)を作成している。【考察】対策型個別検診においては,所属施設もキャリアパスも全く異なる医師,技師によって運営されるため,情報共有の手段としてこれらを利用することでレベル維持の一助としたい。

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