Abstract

本研究は高濃度の二酸化炭素が心理・生理機能へ与える影響について調べた.本研究の被験者は11名の健常な21才から23才の成人女性であった.被験者は実験室にて異なる二酸化炭素濃度条件(大気濃度,2000 ppm,4000 ppm)に45分間曝露された.各心理・生理指標は二酸化炭素曝露の前後にて記録された.計算課題の正解数は二酸化炭素濃度2000 ppmと4000 ppm条件において曝露後で有意に減少した.事象関連電位P300の潜時も2000 ppmと4000 ppm条件曝露後に有意に遅延した.眠気感も高濃度の二酸化炭素曝露後に有意に低下した.以上の結果から,室内における2000 ppm以上の高濃度の二酸化炭素は覚醒と精神作業能を低下させることが示唆された.

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