Abstract
要 旨目的 : 1999年, 厚生省 (当時) が優先疾患として選定した47疾患の科学的根拠に基づく診療ガイドライン作成状況について検討する. 方法 : 47疾患と, 厚生労働省科学研究費の支援があった5疾患について2012年1月末までに公表された初版治療ガイドラインの作成母体, 公開方法につき検討した. 結果 : 優先47疾患のうち, 医療提供者向け43疾患, 一般医家向け13, 一般向け7についてガイドラインが作成された. このうち医学雑誌または報告書のガイドラインは34疾患 (72%), 書籍として販売されたのは37疾患 (79%), ウェブサイトで公開されているもの26疾患 (55%) であった. また, EBM型は14疾患であった. 結論 : 厚労科研費による支援があった25疾患はすべてガイドラインが公開され, ガイドライン作成には費用の問題が大きいことが示唆された. 今後は, 諸外国と同様, 改訂に対応しやすいフリーアクセスのウェブサイト公開が有効と考えられた.
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