Abstract

イカ釣り操業時におけるスルメイカの釣獲状況を連続的に把握するため,自動イカ釣機にかかる負荷を 1 秒毎に記録する装置を作製した。釣具ライン巻上時の平均負荷と手作業で計数して求めた釣機 1 台 1 時間当たりの釣獲尾数(CPUE)の間に高い相関が認められた。両者の関係式に基づいて負荷から CPUE を推定して実測値と比べたところ,釣具ライン 1 ストロークから操業全体まで幅広い時間スケールで推定値と実測値はほぼ一致した。以上から,負荷記録装置は釣獲状況を高い時間分解能で把握するうえで特に有用であることが分かった。

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