Abstract

プロセス用水における微生物活性の適正な制御は,パルプや紙の生産における高い生産性と品質を確保するうえで極めて重要である。酸化系殺菌剤は,過去10年間,製紙用プロセス用水における微生物とスライム制御の望ましいソリューションとして使用されてきた。有機系から酸化系への殺菌剤の変化における主要なメリットは,コストパフォーマンスの向上である。現在市販されている酸化系殺菌剤には,複合ハロゲン酸化剤や次亜塩素酸ナトリウム,過酢酸,二酸化塩素などがある。本報告書では,清水やプロセス用水などの用途における殺菌剤として製紙業界で使用されている二酸化塩素の塩素酸塩ベースの小規模生成技術,Eka Purate®に重点をおいて考察する。

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