Abstract

ブロイラーの成長に伴う行動と熱産生量(HP)の変化を2日齢から54日齢にわたって,自由給餌,50%給餌および絶食区を設け各区雌雄それぞれ4羽を計24羽使用して調べた。立位姿勢の分布は明期に集中し,2日齢での採食を含む総立位時間は約700分/日と多く,その後,日齢の経過に伴い少なくなる傾向であった。50%給餌区と絶食区でも,日齢の進行に伴い,雌雄ともに立位姿勢時間が減少する傾向であった。1日の採食時間は16日齢までは日齢の進行に伴い増加し,その後,日齢の経過と共に短くなる傾向であった。雄のHPは28日齢以降,雌より高くなった。24日齢以降,雄の採食量と平均採食速度は,雌より有意に高く,摂取エネルギーの利用性も雄で良好で,これらが雄の増体量に差をもたらしているものと考えられた。

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