Abstract

本研究では,個人が与える代替案に関する一対比較行列に区間AHPを用いて,個人の考えを区間ウェイトとして求め,それらを近似することでグループの決定を導く.グループの決定と個人の考えは共に区間ウェイトで表され,それらの端点の誤差を個人の満足と不満として定義する.個人は,グループの決定が,自身の考えと重なっていれば満足し,齟齬があれば不満を抱く.したがって,グループの決定を,いずれの個人の考えとも共通する範囲(満足)があることを条件とし,この最大化と同時に,個人の考えが支持できない範囲(不満)の最小化を行うことにより求める.

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