Abstract

キシレン異性化反応は触媒の活性が時間とともに変化する反応の1つであり, その特性変動を考慮したプロセスの運転は単なるPID制御では困難である.そこで, 近年, 制御工学の分野で活発に検討されているモデル規範型適応システム (MRAS) を用いてキシレン異性化反応器の制御実験を行った.その結果, MRASとPID制御を組合わせれば特性変動があっても良好な制御成績が得られることがわかった.

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