A case of chronic expanding hematoma successfully treated with modified Hemi-Clamshell approach

Abstract

症例は73歳男性．1958年肺結核のため右上葉切除・充填術を施行された．無症状で経過していたが，2008年5月喀血にて前医を受診しChronic expanding hematomaと診断された．11月より右腋窩に腫瘤を触知し呼吸困難も認めたので前医を再度受診した．胸部CT検査で右腋窩にまで拡大した血腫と縦隔圧排像を認めたため根治手術目的で当科を紹介受診した．modified Hemi-Clamshell approachにて血腫除去・剥皮術を施行した．術後経過は良好で呼吸困難は著しく改善し術後20日目で退院した．