Abstract

特発性肺線維症(IPF)や慢性閉塞性肺疾患(COPD)などの呼吸器疾患を初めとして、活性酸素は多くの疾患の根本的な原因となっている。そこで、活性酸素を消去する生体由来タンパク質であるスーパーオキシドジスムターゼ(SOD)はさまざまな疾患の治療薬として注目されてきたが、組織親和性や血中安定性の問題でその臨床応用は成功しなかった。我々はSODにリン脂質を結合させ、これらの問題を解決し(PC-SODの創製)、IPFやCOPD治療薬としての上市を目指し、現在臨床試験を行っている。

Full Text
Published version (Free)

Talk to us

Join us for a 30 min session where you can share your feedback and ask us any queries you have

Schedule a call