Abstract

東日本大震災および福島第一原子力発電所事故の結果として放射性降下物で汚染された東日本地域のフィールドから,野生動物の標本・試料を研究資材として採集,利用,保存する際には,放射線被曝のリスクについての正しい理解と細心の注意が必要である。ここでは野外・屋内で研究活動を実施するにあたり,被曝と汚染拡散を最小限に抑えつつ,人員の安全確保を最優先するために特に留意すべき事項について,放射性同位体の特性についての解説と併せて助言と勧告を行った。

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