Abstract

症候性局在関連てんかんでは,カルバマゼピンが第一選択薬,フェニトインやゾニサミドなどが第二選択薬となる.単剤治療が基本で,個々の薬剤を支障のある副作用が出現しない最大量で用いる.1剤目が無効な場合には2剤目を単剤で使用する.2剤に対して抵抗性の場合は3剤目にも抵抗性のことが多く,そのような場合は難治性としててんかん外科の適応を検討する.手術が決定した際は術前に薬剤を整理する.術後1〜2年間発作が抑制されていた際は薬剤の中止を検討する.再発のリスクとしては,長期の罹病期間,正常の術前MRIなどが報告されている.薬剤中止の際は,個々の患者で社会・心理的背景なども考慮する必要がある.

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