Abstract

1983~1984 年に慶良間群島阿嘉島(4.00 km2)において,メッシュ法(100 m×100 m)を用い,樹木およびケラマジカ(Cervus nippon var. keramae Kuroda)による樹皮剥皮の島内分布を調査した。全400 メッシュのうち95 メッシュ(23.8%)で樹皮の剥皮が認められた。全調査を通じて,108 種の樹木を記録し,そのうち22 種(高木16 種,小高木6 種)で剥皮が認められた。剥皮が認められたメッシュ割合が最も高かったモチノキにおいても,その値は約3 割に過ぎず剥皮を受けていない立木が多く存在していた。

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