Abstract

第1報および第2報で前に報告した集雪冷房システムに対し, 長岡市内の16 km2の同じ地域を対象に, 改良したシステムを設計した.時間排雪能力は前と同じ5000 t/hであるが, その貯雪能力は半分の75万t/yである.設計には, 新しい技術として, 改良した雪押込機, 地域を高排雪地域とそれ以外に分ける配管, 雪分率の測定と制御装置, 貯雪施設の断熱のための浮き基礎・布張り屋根, などを採り入れた.改良したシステムの能力と経済性が検討され, 結果として, このシステムは, 快適な都市生活を保証するのに十分な, 除排雪と冷房の速度と容量を有すること, 新しい技術の導入の著しい効果によって, この建設費は, 前のシステムの1217億円から, 589億円に半減すること, などが分かった.そして, この値は, 改良したシステムが, 既存の流雪溝に匹敵することを意味する.しかも, 前者は後者よりも安全で使いやすい.しかし, 年間8.68億円かかる運転管理費は, 予想される4.62億円の冷房収入のみでは賄えない.

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